アルツハイマーよもやま話ー研究者・医師のブログ

認知症研究者・医師のブログです。

接触を減らすための工夫が必要では?

日本の感染者数が1万人を超えたということだ。連日、TVでは、様々な報道がなされている。だが、接触を大幅に削減するという目標は達成できていないようだ。

台湾の研究者が予想しているような、感染者が激増することになるかもしれない。

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19371

一体どうすればよいのだろうか?

今の問題は、電車など交通機関の中での接触と、飲食店内の接触、スーパーや食料品店などでの接触、職場内での接触なのだろう。

これらを減らすためにどうすべきなのか。よく考えてみると、職場に行かずに自宅ですませられればよいのだが、それが難しい場合が多いということが関門になっているのだ。確かに、会社を休みにしている企業もあり、テレワークも普及しているようだが、十分とはいえない。

この問題を解決するための一つの方策として、休業要請している事業者に補助金を出すように、無理をしてでも出社社員を減らす努力をしている会社にも補助金を出すとか税金を軽減するくらいのことを政府が考えればよいのではないだろうか?

ただ、お願いをする、企業の意思に任せるだけでは、あまりにも芸がなくて、効果も薄いのである。やはり、動機づけのために何等かの対価が必要なのだと思う。

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