この1月はじめに、Antioxidantsというジャーナルに、私の執筆した総説が掲載されました。タイトルは、Protection against Amyloid-β Oligomer Neurotoxicity by Small Molecules with Antioxidative Properties: Potential for the Prevention of Alzheimer’s Disease Dementia (抗酸化作用を持つ小分子によるアミロイドβオリゴマー神経毒性の防御:アルツハイマー病の認知症予防への可能性)というものです。
この論文では、これまでに報告されているAβオリゴマー毒性を抑える効果を持つ分子を10種あまりあげて、その作用機序などについて考察しています。特に興味深いこととして、ほとんどの分子が抗酸化力を持っていて、その抗酸化作用にNrf2活性化が関与しているらしいということがあります。
興味のある方は、下記リンクの論文をご覧ください。