アデュカヌマブの動向は気になるところだが、ニューロセントラルというサイトによると、オープンラベルのフェーズ３Ｂ試験が米国で４月からはじまるということだ。この治験には、中止された治験に参加していた人だけが参加できて、高用量の投与を４週ごとに約２年間行うという。この試験の主な目的は、長期投与の安全性と忍容性を調べること、具体的には副作用、特に重篤なものがどのくらいの頻度でみられるかを明らかにするということになっている。欧州、日本でも同様な試験を行う予定があるようだ。長期安全性が確認されるかどうかが当面のハードルになっているようで、その点をクリアできるのか興味深いところである。
